犬や猫以外の人と暮らす動物をエキゾチックペットといいますが、動物病院に相談しようと思っても診てくれるところがまだまだ少ないのが現状です。当院では、安全に診療を行える範囲で、できる限り多くの種類の動物に対応させていただくようにしています。
幅広い動物の飼い主さまが頼れる獣医師となれるよう、エキゾチックペットを専門に診療している獣医師と連携し、自らもエキゾチックペット研究会の会員となってそれぞれの動物に合わせた診療を行っています。
犬や猫以外の小動物のこともお気軽にご相談ください。
犬・猫・ウサギ・フェレット・ハムスター・モルモット・チンチラ・フクロモモンガ・デグー・ハリネズミ・マウスなどその他小動物
草食動物のウサギは、食事の内容も体の仕組みも犬や猫とは異なります。
繊維の少ない食事などによる歯やお腹のトラブルをはじめ皮膚病、尿結石、斜頸、
腫瘍、またメスでは子宮の病気が多くみられます。
うさぎは具合が悪くてもそれを隠そうとする動物です。
食欲や排便、排尿の様子など、何か気になれば早めの受診をお勧めします。
ゴールデンハムスターや小型のジャンガリアンハムスターともにヒマワリの種のあげ過ぎによる肥満が多くみられます。ケージの金網をかじって前歯の不正咬合を起こしたり後ろ足を金網などに引っ掛けて骨折する例も見られます。高齢になってくると腫瘍ができる場合もあります。
フェレットは高齢になると腫瘍の発生が多く、脱毛を起こす副腎腫瘍や低血糖を起こすインスリノーマがよく見られます。